夢を見た

どこかのお店
対面で、私がプレゼントをもらう場面

相手の顔は見えなかったけど

ただ、そのシーンは記憶にあった
それはAとの記憶


月に一度会えるか会えないかの時期
それでも割とコンスタントに会ってたかな

3年目の、誕生日



1年目は、誕生日を自己申告した
手帳には忘れないように書いていたんだよ、と言いながら、誕生日が過ぎて「おめでとう」をもらった

2年目は0:00におめでとうをくれた

3年目は
やたら誕生日前に会いたがった
そして会ったのは誕生日3日前

唐突に「はい」と
プレゼントをくれた
『どうしても渡したかったけど、これから来月末くらいまで仕事忙しくなるから時間作るの難しそうで』

嬉しかった
プレゼントをくれたことが、ではない

あんなに警戒心が強かった彼が
形に残るものを残そうとしてくれたこと
 
私が何をもらったら喜ぶかと考えてプレゼントを選ぶという「時間」を作ってくれたこと

それが嬉しかった



だけど、それももう過去
終わった過去
もう今のあなたはあの時のあなたではないだろうから

今更夢に出てこられても。